Seef BIER（セーフビール）

アントワープ醸造所が作る、スペシャルビール

「Seef BIER」

80年前、世界大戦時に醸造所とともに製法も消失したと言われているビールを現代に復活させた、奇跡のビールです。

原料に「そば」が含まれている珍しいビールです。
色味は少し白濁りしており、一見ホワイトエールのようですが、味にスパイシーさはあまりありません。

かといって一般的なピルスナーかといえば、そうでもない、なんとも不思議な味です。

含有されているそばの味よりも、小麦の風味をよく感じます。

大戦前にベルギーの都市アントワープで飲まれていた味を再現でき、そのビールを今飲めるというところにロマンを感じるビールです。

味に癖もあまりなく、飲みやすいですよ。

Delirium Christmas（デリリゥム クリスマス）

ヒューグ醸造所が作る、冬季限定醸造ビール

「Delirium Christmas」

こちら、ボトル４本専用グラス付きセットを入手しました。

至る所にサンタの格好をしたピンク色の像が描かれています。

（化粧箱上部）

キャラメルやフルーツ、さらにスパイスが複雑に絡み合い、追い討ちをかけるように高アルコール（10.0％）がやってきます。

しかし、全体的に丸みのある味で、よくバランスが取れています。

Boscoli（ボスクリ）

ヘットアンケル醸造所が作る、フルーツエール

「Boscoli」

フランス語の「Coulis」（フルーツソース）とオランダ語の「Bos」（森林）を組み合わせた造語がこのビールのネーミングに繋がったそうです。

カシスやラズベリーのフルーティーな香りと風味が特徴的です。

アルコール度数も3.5％と、上品なフルーツジュースを飲んでいるような感覚になります。

Queue de Charrue（クーデシャルルブラウン）

ヴァヌキシム醸造所が作る、レッドエール

「Queue de Charrue」

実は、作っているのは「Duchesse de Bourgogne」で有名なヴェルハーゲ醸造所なんだとか。いわゆるOEMなのでしょうね。

オーク樽で熟成する、西フランダース地方伝統の製法で醸造されているため、ワインのようなフルーティーな酸味となめらかな甘味が目立ちます。

また、後味に若干ではありますが、麦の風味もあり、複雑な味わいとなっています。

個人的には、「Duchesse de Bourgogne」よりも少しだけ酸味と麦の味わいを強くしたようで、ベースは同じだけど似て非なるものだなぁと感じました。

Tripel Karmeliet（トリプル カルメリート）

ボステールス醸造所が作る

「Tripel Karmeliet」

醸造所の７代目経営者が修道院に訪れた際に入手したビールレシピを再現して醸造されたビールです。

３種類のモルトを使っており、上品な麦の味の中にほのかにフルーティな香りを含んでいます。

「トリプル」を冠したビールを飲んでみたいなら、まず最初におすすめしたいビールです。

Leute Bokbier（ルート ボック）

ヴァンステーンベルグ醸造所が作る、ボックビール

「Leute Bokbier」

「幸せの山羊」を意味する、下面発酵のビールです。

このビールはなんといってもグラスの形状に特徴があります。

木製の台座が付属しており、なんとグラスはこの台座がなければ自立ができません。

味の方ですが、ドイツではよく知られたオーソドックスなボックスタイルです。

コクがあり、麦のロースト感を強く感じることができます。

BIEKEN（ビーケン）

 ボーレンス醸造所が作る、スペシャルビール

「BIEKEN」

このビールは、ラベルに描かれている蜂の体をした女性が示すように、はちみつが入っています。

マイルドな甘味が特徴的な、華やかな味わいです。

瓶の底に酵母とはちみつ？が沈澱しており、それらをグラスに注ぐと、白く濁ったような色味に変化します。

沈澱物を注ぐ前は、甘味と苦味のバランスがよく取れたビール、といった印象でしたが、注ぐと一層甘味が増し、はちみつの風味を強く感じ取ることができます。

アルコール度数は可愛らしい名前と見た目には似つかわしくない8.5％。

華やかな甘味としっかりとしたアルコールを味わいたい方にぴったりです。